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雰囲気に惹かれたのなら一見の価値あり。PS3『rain』レビュー

ゲームレビュー
07 /29 2014

rain / ★★★★★★☆☆☆☆ 星6コ
※平均点5 を基準に、加点、減点して評価しています。


本日は、PS3『rain』の感想、レビューをしたいと思います。

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☆ 雰囲気が抜群!

見てもわかるとおり、雰囲気が抜群に良いです。
雨の降り続ける町が舞台ですので、終始「しとしと、しとしと」と地面をうつ雨音を聞くことができます。
どこか情緒に溢れていて、
水族館などで、魚を見つめているときのような、穏やかな癒しを感じられますね。

登場する人物たちは一切喋らず、
物語は、ゲームプレイ中に小説のような一文が浮かんだり消えたりしていくので、
ゲームをスムーズに進められますし、センスの良さを感じ取ることができます。

雰囲気の良さで、このゲームを気になっている方がいらっしゃたら、
遊んでみて損のない内容になっていると思います。


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☆ 姿が見える、見えないを使った面白さ

主人公の少年は、透明で姿が見えません
しかし、雨に降られているときにだけ、姿が見えるようになります。
このゲームには、怪物が出てくるのですが、
姿が見えていると敵に発見され、雨宿りできる場所で姿が見えなくなると、
目標を見失い、怪物は追いかけてこなくなります。

姿が見えない場所では、濡れた足跡で、自分がどこにいるのかを把握したり、
物にぶつかると反応があるので、それらから自分の位置がわかるようになっています。

これを利用して、怪物の目を盗みながら進んだり、
時には、姿が見えてでも、次の雨宿りできる場所まで猛ダッシュするなど、
ステルス要素が強いゲームです。



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☆ 見える、見えないだけじゃない

例えば、進行方向に怪物がいて通れない時は、
別の場所で音を鳴らして、怪物がそちらに気をとられているうちに移動したり、

泥の水たまりに入ると、泥が足について、
屋内でもどこにいるのかがわかりやすくなるのと引き換えに、
怪物に気づかれてしまうから、水たまりで泥を落とさなければならない。

敵をうまく誘導して、閉じ込めたり、
中盤以降は、少女と一緒に行動するので、2人で協力して進んだりと、
姿が見える、見えないのアクション一辺倒になっていないので、
飽きずに楽しめます。


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雰囲気が全然違いますが、WiiU『スーパーマリオ3Dワールド』で、
『キノピオ隊長の冒険』というミニゲームがありましたが、それに少し似ていますね。
非力なキノピオ隊長が、用意されたギミックを使って、危険を回避し、
時には敵を倒しながら進む。
本作は、あんな箱庭型のステージではなく、奥へ奥へと進んでいくタイプですが、
ゲームの内容的には似た部分がありますね。

また、ジャンプして次の足場へ飛び移ったり、
障害物を登っていったりと、ギミックを使ったパズルゲームというだけでなく、
アクション性もあるので、触っていて楽しく感じるようになっています。



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☆ ハラハラする

主人公は、特別な力を持っているわけでもなく、
そもそも武器すら持っておらず、怪物に捕まると、一撃でゲームオーバーになってしまいます。

故に、迫りくる怪物の恐怖がひしひしと感じられました。

中盤からは、少女と一緒に助け合いながらゲームを進めていきますが、
時には、2人が違うルートを進み、お互いにギミックを動かして、道を作ってあげる。ということがあります。
2人とも普通の子どもなので、動作はゆっくりで、
怪物が迫っているのに、相手がギミックを動かしてくれるのを待っているときなんかは、
「あぁ~、もう!早く!早く!」と、ゲーム中の主人公が感じているであろう恐怖と同じ体験ができました。



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☆ ヒント機能とコンティニューが優しい

どうやって進んでいいのかわからずに立ち止まっていると、
ヒント機能でヒントを見ることができます。
もちろん、任意ですので、見ないことも可能。
自力で考えることもできます。

また、怪物がどんどん迫ってくるので、結構初見殺しな部分があるんですが、
かなり細かくオートセーブされているので、
すぐ直前からやり直すことができ、失敗しても「あ~あ…。」とやる気を失うことはありません。



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☆ 探索要素は一切なし

奥へ奥へと進んでいくゲームではあるんですが、
分岐があったりして、どちらかが行き止まり、どちらかが正解になっています。
探索要素が一切ないので、正規ルートのみをただひたすらに走り続けることになるのが残念です。

これにより、そのエリアでの滞在時間が全く違ってきます。
探索要素があれば「ここには何もないかな?あっちも探しておこう」と、
ウロウロするんですが、
本作では、ひたすらに走り抜けるだけになってしまっているんですね。

最初に雰囲気の良さに触れましたが、
どこも非常によく作られているのに、わずか10秒足らずで、
そのエリアを走り抜けてしまうことがザラで、すごくもったいなく感じました。



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☆ ヒントがわかりやすい、少女が答えを出しちゃう

次に行くべき場所、どのギミックを動かすかなど、
ムービーでカメラがズームインし、わかりやすくなっているので、
ゲーム進行は非常に丁寧です。
しかし、あまりにも丁寧すぎて、自分で考える楽しみまで削がれているように感じました。

また、少女と行動するとき、分岐などでは、少女が先に正規ルートに行ってしまったり、
怪物から追いかけられているときに、安全な場所をいち早く見つけて隠れたりと、
プレイヤーよりも先に、答えとなる行動をとってしまうので、
「もうちょっと自分で考えたいのに!」と思うことも。



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☆ ゲームオーバー時が怖い

初見殺しがある。と書いたように、結構ゲームオーバーになることはあります。
しかし、そのゲームオーバーがちょっと怖いんですよ。
怪物に襲われたりすると、鈍器で殴られたような「ドンッ」という鈍い音と一緒に、
多分、雨の演出なんだろうけど、水滴がブシュっと飛びます。
これが血に見えて、初めてゲームオーバーになった時は、驚きました。



何と言っても雰囲気がすごく良いので、
そこに魅力を感じたのなら、手に取る価値があると思います。
雨音が好きになるゲームでした。

プレイ時間も短いですし、そんなに詰まることもないので、
遊びながら癒されたいという人におすすめです。


遊んだ時間◆3時間

☆ ゲームレビューをまとめて見るには、ゲームレビュー一覧をどうぞ。
アマゾン:rain
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コメント

非公開コメント

Re:

◆kentworldさん◆
そうなんですか!これはSCEの作風でもあったんですね。
ここまでもったいないことができるというのは、
悪い意味ではなく、すごいことですよね。
本当に綺麗に作られているので、私は「もったいない」の方が勝ってしまいましたが。

ずっと見ていたい気もするんですが、
やっぱり、特にやることもないので、結局どんどん通り過ぎてしまって…;
「何かないのかなぁ~?」と反射的に探してしまうのは、
もう性なのかもしれません^^;笑

No title

SCEってこういう雰囲気を重視したゲームを作るのが得意なんですよ。
探索無しで次から次へと新しいところに行くところも含めてw
箱庭アクションに慣れていると、
もっと1つのエリアに収集アイテムや
秘密の部屋みたいなものが欲しいですよね^^;

グラフィックの無駄遣いに感じる事は僕もあります。
この辺りは短時間で沢山のエリアを訪れる事による
充実感を重視しているのでしょうね。

わにやまさん

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